東京都職員採用

都庁の仕事
(各局紹介)

都庁の仕事:7分野

すべて
福祉・保健医療
産業・労働・経済
環境
教育・文化
都市づくり
財政・税務
その他

各アイコンを選択すると絞り込みができます

都市整備局

世界の諸都市の「範」となるよう、
新しい都市づくりにチャレンジしていく。

都市整備局

事業概要

都市整備局は、都市づくり全般に関わる政策の立案、道路や鉄道など都市基盤整備、土地区画整理事業や都市再開発事業などによる市街地の整備、宅地開発や建築物に関わる指導、米軍基地対策など、都民生活や企業活動に広く関わる業務を担っています。
都市整備の計画から事業実施まで幅広い領域を所管する局の特性をいかし、現場感覚と新たな発想で着実に事業を推進し、東京2020大会及びその先を中長期的に見据えた都市づくりを展開します。

1.都市の確実な安全と安心の確保

木造住宅密集地域の改善、建築物の耐震化の促進、避難場所・避難道路の確保、総合的な治水対策の推進など、地震や水害等の災害に強い都市づくりを推進します。

・木密地域の不燃化、延焼遮断帯の整備や緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進などに取り組んでいきます。

都市の確実な安全と安心の確保

2.国際競争力の強化などに資する都市の再生

都市再生の様々な仕組みの活用や民間の力の最大限の誘導、都有地をいかした事業を戦略的に展開していくことなどにより、都市機能の更新と質の高いまちづくりを推進します。

・東京駅や新宿駅、渋谷駅、品川駅周辺など都市再生緊急整備地域における民間開発の推進のほか、都有地等を活用したまちづくりや土地区画整理事業などの都市再生を進めていきます。
・東京2020大会の選手村を、多様な人々が交流し、生き生きと生活できる新たなまちにするため、道路などの都市基盤と一体的整備を行う市街地再開発事業を引き続き実施していきます。

晴海五丁目西地区(選手村跡地)の市街地
再開発事業完了時のイメージ
※晴海客船ターミナルの建物は撤去し
代替となる客船受入施設を建築予定

3.人・モノの交流ネットワークの機能強化

空港、道路、鉄道などのインフラ整備や老朽化対策等の都市交通施策に取り組むとともに、交通結節機能の強化や舟運の活性化を推進します。

・羽田空港の機能強化と国際化や、横田空域の返還に向けた取組を進めていきます。
・首都圏三環状道路や、都心と臨海地域とを結ぶBRTの整備、スムーズビズなどを進めていきます。

4.快適な都市環境の形成

豊かな緑の保全・創出、美しい都市景観の誘導・形成、エネルギーの有効利用など、美しく風格のある都市の実現や低炭素都市の創出に向けた取組を推進します。

・都市づくりの機会を捉えたCO2排出削減の誘導、緑確保の総合的な方針による緑の保全・創出、景観誘導策による美しい都市景観の創出を推進していきます。

都庁の仕事:7分野

すべて
福祉・保健医療
産業・労働・経済
環境
教育・文化
都市づくり
財政・税務
その他

各アイコンを選択すると絞り込みができます

CONTENTS

人を知る

職員紹介

東京ならではの魅力ある都市づくり 星澤 府美子 都市整備局 広域調整課 都市政策担当 【建築】2015年入都 工学部 建築工学 大阪府出身

令和7年3月時点

入都動機・きっかけ

都庁で働いているOGから、技術職を紹介したパンフレットをもらって読んだことがきっかけで興味を持ちました。大学と大学院で地震工学を学ぶにつれて、近い将来発生すると想定されている大地震による被害を軽減するためには、まちづくりや制度づくりによる広域的な対策が重要だと考えるようになっていた中で、人や建築物が最も多く集まる首都だからこそ見える課題に、全国に先駆けて取り組むことで、防災都市づくりに携わることができるだけでなく、その成果を他の自治体にも広く発信できると思い、最終的に東京都を選びました。

星澤 府美子

今の部署の仕事について

星澤 府美子

私の部署は、目指すべき東京の将来像と、その実現に向けた都市づくりの方針や方策を検討する部署です。その中でも私は、その将来像の実現に向けて、市街地環境の向上に寄与する良好な都市開発を誘導するために、公共貢献を行う建築計画に対して容積率等を緩和する「都市開発諸制度」を活用する際の方針の運用を担当しており、事業者と協議を行い、方針に沿った開発計画となっているか確認しています。また、新たな上位計画策定や社会の変化等を踏まえ、方針の見直しを行うことで、より安全で魅力や活力の高い都市づくりを誘導していくことが私のミッションです。

学生時代の専攻や勉強はどう活きているのか

私が所属していた研究室では、実験などの研究成果についてプレゼンし、教授や先輩からアドバイスをもらいながら研究を進めていました。限られた時間で成果や課題を説明する必要があったため、わかりやすい資料構成や表現になるよう試行錯誤していました。都庁の仕事は、上司だけでなく他部署と協議・連携して進めるものが多いため、研究室で身につけた、わかりやすさを重視した資料作りが活かせていると感じています。

星澤 府美子

東京都で働いて実感する
魅力とやりがい、将来像

建築職としての仕事は、都市づくり・防災・建築指導・住宅政策など多分野にわたり、よりよい東京にしていくために必要となる様々な施策を考え、実現できることが魅力です。また、業務を進めるにあたり、都庁職員だけでなく区市町村や事業者等と関わる中で多様な刺激を受けることができます。今後は、建築だけでなく環境や福祉など都市づくりに関わる幅広い情報にアンテナを張り、日本や東京を取り巻く社会状況の変化などに対応しながら、都民に求められる都市づくりに貢献できるよう、建築職としての資質の向上に努めていきたいと思います。

ある1日の流れ

出勤
メール、新聞や都公式HPなどをチェックし、情報収集
打合せ資料の最終確認

都市開発諸制度に関するWG資料案の打合せ
説明内容と今後のスケジュールについて確認

都庁周辺のレストラン街で昼食

都市開発のあり方について委託業者と打合せ
検討結果を踏まえ、今後の整理方針について意見交換

都市開発諸制度を活用する建築計画の相談
活用方針の適用要件への適否等の確認

担当打合せ
他自治体からのヒアリングへの回答について意見交換

今後の打合せに向けた資料作成等

退勤

経歴

2015年
入都
都市整備局 第二市街地整備事務所 まちづくり推進課 まちづくり推進係
防災上効果の高い都施行の都市計画道路である「特定整備路線」の整備推進等
2017年
都市整備局 住宅政策推進部 マンション課 マンション建替え支援担当
分譲マンションの再生促進に向けた、管理組合向けガイドブックの作成等
2018年
住宅政策本部 住宅企画部 マンション課 マンション管理担当
条例制定に向けた検討、行政計画の策定に向けた検討等
2020年
都市整備局 多摩建築指導事務所 建築指導第二課 指導担当
建築基準法等に基づく許可・認定・確認等
2022年
都市整備局 市街地建築部 建築企画課 建築物省エネ担当
省エネ改修に対する補助制度創設に向けた検討等
2023年
都市整備局 都市づくり政策部 広域調整課 都市政策担当
市街地環境向上に寄与する都市開発誘導に向けた都市開発諸制度活用方針の運用等