東京都職員採用

都庁の仕事
(各局紹介)

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子供政策連携室

チルドレンファースト
全ての子供の笑顔を育む子供政策を
推進する。

子供政策連携室

事業概要

子供政策連携室は、都政の政策全般を子供目線で捉え直し、政策を総合的に推進する体制を構築するために、令和4年4月に新設されました。
国内外の先進事例調査等をもとに、企画立案機能を担うとともに、関係局との連携体制を構築し、子供に関わる複合的課題に対応します。また、多様な主体と連携し、福祉や教育の枠組みに捉われない幅広い視点で先進的な事業を展開していきます。

1.子供政策の総合的な推進

子供政策連携室が核となって庁内各局と連携し、子供政策を総合的に推進します。子供や子育て家庭が直面する複雑化・複合化した課題に対し、分野横断的な視点から企画・調整機能を発揮するとともに、国内外の先進事例の調査・研究や課題抽出等を通じ、既存の枠組みに捉われない組織横断的な取組や政策分野の垣根を超えた先進的な取組にチャレンジします。また、子供の参加や子供との対話を通じて、子供目線に立った政策を展開していきます。

2.こども未来会議の開催

「子供が笑顔で子育てが楽しいと思える社会」の実現に向けて、海外等の先進事例など、従来の枠組みにとらわれない幅広い視点で議論を行うため、有識者・著名人等からなる「こども未来会議」を令和2年9月に設置しました。
これまで様々な分野の有識者等を招へいし、専門的観点から多角的に議論を展開するとともに、子供向けダイジェスト動画を作成し子供たちにも発信しています。

こども未来会議

3.こどもスマイルムーブメントの展開

「チルドレンファースト」の社会を創出することを目的として、幅広い主体が連携し、現在と未来の子供の笑顔につながる「こどもスマイルムーブメント」を展開しています。
令和3年12月のキックオフ・アクションを皮切りに、官民一体となった取組の輪を広げ、1000を超える企業・団体が本ムーブメントに参画しています。子供の笑顔につながる子供目線に立った様々なアクションを展開し、社会全体で子供を大切にする気運を醸成していきます。

こどもスマイルムーブメント

4.「東京都こどもホームページ」の作成

子供目線に立った情報発信や双方向のコミュニケーションを強化するため、子供と都政をつなぐ「東京都こどもホームページ」を作成しています。
都内の自然や文化をすごろくで巡ったり、都の施設内部をバーチャルで見学したりできるコンテンツの他、各局の子供向けコンテンツとも連携し、子供が楽しみながら東京の魅力や都政に接することができます。本ホームページは、準備段階から子供たちの意見やアイデアを聴取しながら作成しており、今後も子供の意見を取り入れながらバージョンアップを図っていきます。

東京都こどもホームページ

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CONTENTS

人を知る

職員紹介

今と未来の東京の人たちのためになると信じて働く 熊﨑 裕紀 子供政策連携室 子供政策連携推進部 企画課【事務】2015年入都 法学部

令和5年3月時点

入都動機・きっかけ

大学時に子供の貧困問題を学び、その対策として保護者への就労支援や子供への学習支援等に取り組んでいる行政に関心を持ったことが、公務員を志望したきっかけです。国、都道府県、区市町村、様々な立場からのアプローチがある中で、複数の要因が絡む子供の貧困問題に対して、福祉や教育に限らず幅広い行政分野から解決策が検討できることと、先進的な取組を積極的に実行していることに惹かれて東京都への就職を決めました。

熊﨑 裕紀

今の部署の仕事について

子供政策連携室には、子供の課題に対して、各局と連携した組織横断のチームがあり、私は「子育てのつながり創出」のチームを担当しています。コロナ禍で子育て世帯が孤独を感じている、孤立しているという課題に対して、子育て世帯や子供本人と行政等とのつながりを創り出していくことを目標としています。リアルでの接点、バーチャルでの接点の2つの観点から検討を行い、チーム内では主にバーチャルの事業を担当し、仕組みの検討やシステムの構築の準備を進めています。
また、「東京都こども基本条例」の普及啓発の業務にも関わっています。小学生から高校生までの子供たちを集めたワークショップを開催し、有識者の先生方とともに、この条例を分かりやすく伝えるハンドブックの作成を進めています。

印象的だった仕事の
エピソード

熊﨑 裕紀

小学校勤務時代の2年目に経験した校舎の改築です。改築に合わせて校内の備品等も追加、更新することになり、学校で働く先生方やスタッフからの要望のとりまとめや、教育委員会等との連絡、事業者との運搬・搬入のスケジュール調整等を行いました。小学校の事務職は基本的に1人で、いきなり何億という予算の調整を行うということに驚きもありましたが、周囲の学校の事務職の方等のサポートも得ながら無事に行うことができました。

働いて実感する魅力と
やりがい、将来像

学校といった現場での業務から、本庁などでの政策・制度の企画立案まで、幅広く業務の経験が積めるところだと思います。現在は子供に関する施策の企画立案を担当しており、小学校で働いていた当時に見た子供たちの様子を思い出しながら、施策の内容や効果を考える等、現場での経験がモチベーションにもつながっていると感じます。今後は、多くの職員が都庁の現場からだけではなく、民間企業の現場などからも業務の知見を得られるよう、都と民間企業等との人材交流等の分野の業務に携われたら嬉しいと思っています。

熊﨑 裕紀

ある1日の流れ

出勤
メールのチェックや今日の打合せの資料準備

有識者からのリモートヒアリング
担当施策に関する知見や資料を収集

庁内で打合せ
デジタルサービス局とシステムに関する課題や仕様などを検討

施策の方向性や進捗等を報告するための資料作成
その他、各種調査や照会の回答作成

事業者との打合せ
ワークショップの開催に向けた運営マニュアルや役割等の確認

ワークショップ開催のため備品などの準備

退勤

経歴

2015年
入都
中央区立豊海小学校
学校事務
2018年
オリンピック・パラリンピック準備局 総務部 総務課 課務担当
(公財)オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会派遣
大会運営部門の庶務、会議運営、競技会場の名称に係る調整など
2021年
子供政策連携室 子供政策連携推進部 企画課 子供政策調整担当
子供政策に係る企画立案