

都庁の仕事
(各局紹介)
選挙管理委員会は、公正な選挙を行うため、知事から独立した機関として、都議会において選挙された4人の委員により構成されています。この選挙管理委員の職務を補助執行するために事務局がおかれ、公職選挙法、地方自治法、政治資金規正法などに関わる次のような事務を行っています。
公正かつ中立な立場で、都知事選挙、都議会議員選挙、衆議院議員選挙、参議院議員選挙に関わる事務などを管理・執行しています。
選挙に対する都民の関心を高め、明るくきれいな選挙を実現するため、日常では明るい選挙推進事業、選挙時には投票日の周知及び投票参加のPR活動などさまざまな啓発活動を行っています。
区市町村選挙について、選挙執行事由の発生時から選挙終了時までの諸手続(立候補届出、選挙運動、投票、開票、当選人の決定など)や選挙管理についてさまざまな助言などを行っています。
政治資金の公明、公正の確保を図るため、政治資金規正法に基づく各種手続(政治団体などに関する諸届や収支報告書の受理など)を行うとともに、その公表や一般都民に対する閲覧などの事務を行っています。
選挙に関する異議申出・審査申立(選挙無効・当選無効)に対する決定、裁決及び訴訟事件の処理などの選挙争訟に関連する事務を行っています。
CONTENTS
令和7年3月時点
「とうきょう援農ボランティア」を通じて農作業の手伝いに参加したことをきっかけに、東京都に興味を持ちました。東京に農業のイメージはありませんでしたが、東京都産の農作物は大切に受け継がれていることを知り、視野が広がりました。農業をきっかけに、東京で暮らす人々の生活は様々な産業に支えられていることに気が付き、選択肢の多さや可能性に魅力を感じ、最終的に東京都を選びました。
選挙に関する広報事業が主な業務です。私と同じ世代は、他の世代と比較して投票率が低い傾向にあることから、選挙の際は若い世代が注目するコンテンツやSNSを通じた広報に力を入れています。自分自身が興味を持てるかどうかの視点を大切にして取り組むよう心掛けています。また年間を通じて、学校に赴いて実施する「選挙出前授業」で、難しいイメージが先行しがちな「選挙」や「投票」について、身近に感じてもらうにはどうしたら良いかを日々試行錯誤しています。そのほか、ポスターコンクールを通じて小中高校生に投票の大切さを伝えるとともに、子供が喜ぶ参加賞や楽しい表彰式の運営等、記憶に残る仕事を意識して行っています。将来の有権者を育てることも重要な仕事のひとつです。
7月に行われた東京都知事選挙で、入都したばかりの私は、都内を運行する列車内の動画広告の契約を担当しました。選挙までの限られた期間で、契約書の準備や広告代理店とのやりとり等様々なことを同時にこなさなければならず、焦りやプレッシャーを感じることもありましたが、上司や周囲の方のサポートもあり無事に契約に漕ぎつけました。通勤途中の電車の中で、自分が関わった広告を目にした時の喜びは言葉では言い表せません。任された仕事をやり遂げたという達成感が自信につながり、新しい仕事も積極的に取り組むきっかけになりました。
様々な分野で業務経験を積むことができ、どの分野でも、東京都を支える一員なのだという実感を持てることが魅力だと思います。選挙管理委員会事務局では、選挙の際に立候補の受付をしたり、投票用紙の手配をしたりします。適正に選挙を実施するには欠かせない仕事を担っているという責任感が、大きなモチベーションになっています。これからも、日常業務を通じて選挙についての知識を広げ、組織の一員として幅広く対応できる職員を目指します。
出勤
メールチェック
区市町村からの問い合わせ対応
選挙についての各区市町村に行った調査結果の集計
報告内容を精査し、適宜聞き取りをした上で報告書を作成
同期と昼食
区市町村選管の対応
都選管窓口でポスターコンクール応募作品の受取り
出前授業実施校で先生と打合せ
帰庁
打合せ内容を担当内で共有
出前授業準備
打合せ内容をもとに、講義スライドを作成
退勤