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多様な「仕事」と「働き方」から考える
東京都職員採用特設サイト

就職や転職を考えている皆さんへ

東京都庁には色々な職場があります。
そこでは、様々な個性、能力、思い、背景を持って
働いている職員がいます。
だからこそ、もっと一人ひとりが輝く職場に。
誰もが働きやすく、自分らしく人生を楽しめる職場にしたい。
東京都職員の多種多様なキャリアのリアルを感じてください。

都庁の魅力を教えて!

ATTRACTION

私が入庁を決めた理由

REASON

私のちょっと仕事自慢

PRIDE

職種紹介・仕事のやりがい

JOB INTRO/CHALLENGING

色々な個性を持った職員が、多様な仕事に挑戦中です!

職場の雰囲気

ATMOSPHERE

職員の1日紹介

One day introduction of staff

  • 部分休業制度を活用し仕事とプライベートを両立

  • 東京を舞台に自身のキャリアを描く

東京都庁の未来型オフィス

OFFICE TOUR

戦略広報部のオフィススペース紹介

キャリアインタビュー記事

INTERVIEW

Q.入庁を決めた理由は?

就職を考えるにあたって「人の役に立つ仕事がしたい」と漠然と考えていました。そこから徐々に、利益を追求する民間企業より、公益性の高い公務員の方が向いているのではと思うように。また、省庁ごとに関わる分野が限られる国家公務員に対し、自治体、特に東京なら多様な業務に挑戦できると思ったのです。ダイナミックな行政規模にも魅力を感じましたね。さらに、当時から男女関係なく実力を評価する風土や仕組みがあり、女性もキャリアを構築しやすいと思えたことも決め手になりました。

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入庁1年目
総務局統計部

第一志望の局ではありませんでしたが、都庁は異動も多く、公募制度の存在も知っていたため、配属先はさほど気になりませんでした。実際、どの局でも自分次第で学べることは多くあります。ここで1年間、社会人としての基礎や仕事の進め方、データ分析手法などを身につけました。

入庁2年目
総務局総合防災部

総務局内で早くも異動。総合防災部ではチームで効率よく業務を進める能力や、各局や国、自治体とのやりとりを通じて調整を行う能力などが鍛えられました。また、防災分野は議員の関心も高く、上司を見ながら議会対応を学んだ期間でもあります。

入庁5年目
主任試験に合格

主任試験に合格し、これまでよりも難易度の高い業務を担当するようになりました。私自身も主任としての自覚が芽生え、周囲の期待に応えたいという気持ちが強くなったと思います。また、プライベートでは入庁6年目の年に結婚しました。

入庁8年目
主税局に異動

入庁以来、本庁業務が続いていたこともあり、異動先として都民と直接接する主税局の出先機関への異動を希望し、実現しました。本庁とはまた異なる業務内容や職場の雰囲気が新鮮でしたし、現場の楽しさを知ることができ、新たな人脈も広がりました。

入庁12年目
産休・育休を取得

出産後、1年間の育休を取得しましたが、正直、育休後半になると「復職後に仕事と育児を両立できるだろうか」という不安が大きくなっていきました。また、「キャリアが断絶されるのでは…」という思いも少なからずありました。

入庁13年目
主税局に復職

復職後は30分や1時間といった部分休業制度や子どもの看護休暇などを活用し、仕事と育児をなんとか両立。復職直後は「周囲に迷惑をかけているのでは…」「このまま一生、主任かもしれない」と日々の仕事や将来のキャリアで悩むこともありました。

入庁17年目
課長代理に昇任

出産前に比べて勤務時間の制約があるため、生産性を高めて戦略的に成果を出すよう努めていました。その仕事ぶりを上司がきちんと見てくださっており、課長代理に昇任。自信も取り戻し、何事もより前向きに捉えられるようになっていきました。

入庁19年目
管理職試験に合格

管理職試験を受けるにあたっては「やっていけるだろうか」と迷いもありました。しかし、実際飛び込んでみると上司も周囲の同僚も助けてくれるし、子育てしながら働く女性職員に対する理解もあり、管理職試験に挑戦して良かったと本当に思います。

入庁20年目
総務局人事部に異動

再び本庁に戻り、現在は総務局人事部の統括課長代理として管理職候補者の修行中です。これまでに様々な場所で学んできたこと、関わってきた人のすべてが財産となるのが都庁のキャリアの魅力。これからも前を向いて歩んでいきます。

Q.キャリアに対する意識が変わった瞬間は?

出産と育児を経験したことが大きいと思います。出産前はキャリアに対しては特段、明確な目標を持っていませんでした。育休中や復職直後は不安の方が勝っていたくらい。しかし、子供が少しずつ成長していくにつれ、子供が大きくなった時に「母には母の人生があって、ちゃんと私も成長し続けてきたよ」と胸を張って言えるような生き方をしたいと思うようになっていったのです。そこからは限られた時間内で生産性を高め、戦略的に成果を出すことを心がけました。その働きぶりをしっかり上司が評価してくださったことも心強かったですね。また、キャリアアップしていくことで視野も広がり、結果、子育てにも良い影響が出ていると思います。

Q.女性がキャリアを築く上で都庁の魅力は?

男女関係なく、昇進が試験で公平に決まる点は魅力です。さらに女性にとってうれしいのは、出産などのライフイベントに合わせて受ける時期を選択できること。さらに、「今年は筆記だけ、来年は論文」といった具合に分けることもできるため、自分のペースで負担なくキャリアを構築できるのです。ちなみに試験だけでなく、その他の支援制度に関しても、都庁は人が制度に合わせるのではなく、制度が人に合わせてくれる柔軟さがあります。仕事と育児の両立を支援する制度も充実しており、私もテレワークや時差勤務、部分休業など各種制度を活用し、両立をかなえています。また、様々なタイプの女性管理職の先輩がすでに活躍しており、ロールモデルも豊富。キャリア・メンター制度という、相談したい先輩メンターに気軽に相談できる制度もあり、具体的なアドバイスもいただけます。

Q.今後の目標やキャリアで達成したいことは?

この先の目標は、仕事を通じて自己実現を図ると同時に、子供から見ても自立した格好いい母親になりたいですね。また、管理職候補者になったことで、より性別に関わらず誰もが働きやすい風通しの良い職場をつくりたいという思いも強くなりました。私自身が無理なく仕事と育児を両立する姿を後輩たちに見せることで、「私も管理職を目指したい」と思う女性が一人でも増えればと思います。

Q.求職者の方々へのメッセージは?

都庁のキャリアは、異動を重ねながらゼネラリストとして幅広い行政分野の知識を持つこともできますし、スペシャリストとして一つの分野を極めていくこともできます。また、昇進のタイミングやペースもいくつも選択肢が用意されています。入庁時に明確な目標がなくても大丈夫です。多種多様な業務や人たちとの出会いの中で成長を実感することができますので、自ずと自分の歩みたいキャリアも見えてくるのではないでしょうか。

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Q.入庁を決めた理由は?

前職は化学メーカーで営業職をしており、関東一帯のお客様先を毎日、営業車で回っておりました。仕事自体はやりがいを感じていたものの、体力的にも、キャリア的にも、この仕事を40代や50代になっても続けられるのだろうかと不安を感じ、転職を考え始めるように。公務員試験に関しては転職活動を始めてから興味を持ったのですが、都庁は業務の幅広さと規模に惹かれました。中途入庁の募集人数が他の自治体と比べて多かったことも、働きながら勉強をしていた私にはありがたかったですね。ちなみに、現在はキャリア採用の枠も格段に広がり、経験者採用の制度もあります。民間企業からの転職先の一つとしても、より選択肢に入れやすくなったのではないでしょうか。

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入庁1年目
知事本局計画調整部計画調整課

最初に配属になった職場で庶務を担当したこともあり、ここでの2年間で公務員、都庁職員としての基本をしっかり学べたと思います。民間企業と比べて提出する書類の多さやルールの多さに最初は戸惑いましたが、すべて理由があること。徐々に慣れていきましたし、営業職時代と比べて体力的にはかなり楽になりました。

入庁3年目
教育庁杉並区立松渓中学校/夜間は大学院へ

初期配属の部署で専門知識の必要性を感じ、夜間の大学院で公共政策学を学ぶことを決めました。その旨を上司とも相談し、残業が比較的少ない都立の中学校に異動。昼は学校事務、夜間は大学院の学生として2年間過ごしました。

入庁5年目
総務局総合防災部防災管理課

中学校に勤務している時に大島での災害のニュースを目にし、そこから防災業務に興味が湧きました。ちょうど公募制度で総合防災部の募集があったこともあり、自ら手を挙げて異動。防災に関する法体系などを学びました。

入庁6年目
総務局総合防災部防災計画課

総合防災部内で新たな課が立ち上がることになり、異動。ここでは最初の部署と中学校勤務で身につけた庶務の知識を活かすことができました。また、プライベートでは、この部署に異動した年に妻が出産し、私も父親になりました。

入庁7年目
主任試験に合格

入庁して5年目以降の職員に受験資格がある主任試験。私も5年目以降、2回ほど受けていたものの、当時の合格率は3割程度。3回目の受験でようやく主任に昇任しました。この頃から後輩に指導する機会も増えていったと思います。

入庁8年目
総務局行政部区政課

主任への昇任と同時に行政部に異動。この部署には特別区から派遣されてきた職員なども働いており、新たな交流が一気に広がりました。居心地も良く、結局、同じ職場に6年間在籍することになりました。

入庁13年目
課長代理に昇任

公募制度で異動したり、異動を希望しないことで在籍期間を長くしたり。比較的、キャリアを自分でも調整できる都庁ですが、課長代理への昇任に関しては選考で選んでいただいたこともあり、せっかくのチャンスだと受けることにしました。

入庁14年目
総務局人事部人事課

現在は課長代理として、人事部人事課で働いています。主な業務内容は、職員向けの研修や自己啓発支援制度の企画・運用。部署が変わるたび、業務内容も大きく変わるため、仕事に飽きるようなことはまったくないですね。

Q.キャリアに対する意識が変わった瞬間は?

中学校の学校事務から総務局総合防災部への異動を希望した時です。この時は伊豆大島において記録的な大雨による土砂災害が起こり、40名近くの死者・行方不明者が出ました。そのニュースを見て都の防災業務に興味が湧き、ちょうど募集のあった庁内公募制度を活用して異動したのです。自分が希望する部署に必ず異動できるわけではありませんが、自分自身の挑戦したい気持ちを後押ししてくれる制度はうれしいですね。とても忙しい部署でしたが学ぶことも多かったですし、何より自分で選んだ場所で働けることに喜びも感じ、大きく成長できた4年間だったと思います。

Q.転職して感じた、都庁で働く魅力は?

都庁の事業領域や業務内容は、入庁前に想像していた何倍もの幅広さでした。私が経験しただけでも、東京都全体の経営戦略のような業務から都立の学校事務、防災、人事(教育研修)など、じつに様々。こうした多種多様な業務を都庁の職員という安定した立場で経験できるのは、自分自身のキャリアを考える上でも貴重だと思います。また、どの業務に関しても、調整や事前の準備が求められるものが多く、最初の頃は苦労しましたが、ある意味、コンサルタントのような能力が身についていく職場だと思います。

Q.今後の目標やキャリアで達成したいことは?

課長代理に昇任してまだ2年目ということもあり、まずは現在の業務に集中です。目の前の仕事に全力で取り組むことで見えてくるものがあると考えていますし、その姿勢は入以来変わりません。そして、私のように自分のキャリアについて具体的に決まっていなくても、周囲の目を気にすることなく、自分のペースで考え、決められるところも都庁の魅力の一つ。2人目の子供が生まれたら育休を積極的に取得する予定ですし、これからもワークライフバランスはしっかり取りながら一歩ずつ成長していきたいと考えています。

Q.求職者の方々へのメッセージは?

キャリア採用や経験者採用の場合、これまでに培ってきた能力や経験を具体的に都庁でこう活かしたいと考えている方も多いと思います。もちろん、都庁には様々な局があり、その希望を叶える働き方も可能です。一方で、やりたいことがまだ見つかっていない人にもお勧めの職場。様々な業務にチャレンジしながら早く見つけることも可能ですし、じっくり時間をかけて見つけることも可能です。ぜひ、都民のため、私たちと一緒に働きましょう。

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